主婦のわたくしごと

三十路専業主婦。家事のこと、子育てのこと、クラウドソーシングの仕事のこと、あれやこれや。

なぜ子供にテレビを見せることが後ろめたいのか?

前回の記事の続きです。

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TVを見まくって、それでもまぁ健やかに育った自分。
娘も今のところ、まぁ健やかに育っていて、実家に来てから言葉も増えてきた。
実母(50代)も妹(20代)も娘にテレビを見せることに抵抗なし。

それなのに、なぜ私だけが子供にテレビを見せることに後ろめたさを感じるのか?

■10数年前から「テレビの見せすぎは危険」という子育て界隈の風潮があるから

「TV」×「子供の発達」などで検索すると日本小児科学会のこの提言がよくヒットします。

提  言

1.2歳以下の子どもには,テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう.
内容や見方によらず,長時間視聴児は言語発達が遅れる危険性が高まります.

2.テレビはつけっぱなしにせず,見たら消しましょう.

3.乳幼児にテレビ・ビデオを一人で見せないようにしましょう.
見せるときは親も一緒に歌ったり,子どもの問いかけに応えることが大切です.

4.授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう.

5.乳幼児にもテレビの適切な使い方を身につけさせましょう.
見おわったら消すこと.ビデオは続けて反復視聴しないこと.

6.子ども部屋にはテレビ・ビデオを置かないようにしましょう.

引用:乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です 日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会(白十字小児科医院)

この提言が発表されたのは2004年、今から13年前だそうです。
推測ですが、この提言以降、子育て界隈や保育の業界で「テレビは(発達に)悪い。危険」という風潮が高まったのではないかと思います。
だから、祖父母世代よりここ10数年で子育てをした親世代の方が「子供とテレビ」について悪いイメージを持ってしまうのではないかと。

メディアで自然と「テレビは悪」という情報をキャッチしてしまうだけでなく、
乳幼児健診で「テレビは1日何時間見せていますか?」とさりげなく聞かれたり、
子育て支援センターなどで「テレビは(発達に)悪い。危険」という教育(?)を受けた職員さんと交流したり、
そういうさりげない「テレビは悪」という刷り込みにより、テレビを見せる後ろめたさが生まれるのかなと。


■子供のテレビへの執着が異常すぎて怖いから

これはうちの娘の場合ですが。
食と同じくらいテレビに執着します。
好きな番組がなかったり、テレビを切ったりすると、それはもう舞台女優のように
その場に泣き崩れて嗚咽。
人間の本能である食欲と同じくらい「テレビ」欲があることには少し怖いと感じてしまいます。
もし、「テレビは悪」という風潮がなかったとしても。

■四六時中テレビを見ずにいられないのは行儀が悪いと思うから

発達に影響がなくても、テレビを見せることに後ろめたさがあるのは、
四六時中テレビ=行儀が悪い
というイメージがあるから。
・・・まぁ、子供の時の自分がそうだったんですけど。
そして、今の自分は、テレビは見なくなった代わりに、スマホ漬けになりつつあります。
子供のころから培った「ながらテレビ」の技術を応用して、台所にいるとき、トイレにいるとき、ながらスマホしてしまいます…

テレビつけっぱなし、スマホを常にチラ見、は自分を棚に上げてですが、
他人にやられるとだらしないなと感じてしまうので、子供にはそうなってほしくないなと思ってしまう。

■食事の時だけは、テレビを消すようにしよう…と思う(できる範囲で)

私はがっつりテレビっ子だったのであまり抵抗ないのですが…
食事の時のながらテレビは、育った環境によっては行儀悪いと感じる方も多いのではないかと思います。

だから、食事のときは基本的にはテレビを消すようにできる範囲で努力しようと思います。
娘が大きくなって、テレビなしではご飯が食べられない子になってしまうのは、怖いから。
それで誰かに「行儀が悪い」と思われてしまったら、悲しいから。

「基本的には」「できる範囲で努力する」と逃げ腰なのは、
食事って言っても一日3回、おやつも入れたら5回、テレビを切り上げるようにうまく誘導するのって結構疲れるのです。
ギスギス、きりきり、ぎゃんぎゃん、してまでテレビを切ることにこだわるのもそれはそれでなんか病的なので。

タイミング悪くてギャン泣きされて消耗したり、見せる見せないで家族で揉めてギスギスするくらいなら、テレビ見せちゃう。

そのくらい、ゆるく、でも一応自分の中ではルール化しておこうと思います。

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少し脱線しますが、記事中に引用した「乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です」の提言は、日本小児科学会のHP自体にはもう掲載されていないようでした。(引用したのは病院のHPに転載されていたものです)。
同じ2004年に発表された他の提言は掲載されているのに、これは掲載していないのはなぜなのか?
ここからは、あくまで素人主婦の邪推ですが、
日本小児科学会の見解はすでに変わっている(「テレビは必ずしも子供に悪影響ばかりではない」)のに、この提言のみが独り歩きして「テレビは子供にとって悪影響」というのが子育て界で常識化してしまっている可能性もあるのかなと思いました。

こんな記事もありましたし…
dual.nikkei.co.jp


テレビが悪であるという風潮はこれから薄まっていくんじゃないかな(そのかわりスマホが目の敵にされそうだけど・・・)
と淡く期待しつつ、あまり自分&娘を締め付けすぎずにテレビと向き合っていきたいと思います。